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幼い子の詩集 パタポン
田中和男編 童話屋
「日本には幼い子どものためのいい選詩集がない。
いずれだれかがやらなくてはならない」
という故瀬田貞二さんの遺志をついで田中和男さんが
選んだ詩集です
「まりーちゃんとひつじ」 岩波の子どもの本にでてくるぱたぽんという羊
が題名になっています
わたしのお気に入りの詩は
岸田衿子さんの かぜと木
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ラッセのにわで
エルサ・ベスコフ作 いしいとしこ訳
ベネッセ
ラッセが庭でボール遊びをしていると妖精が出てきて
ボールをどんどん持っていってしまって返してくれません
くがつくん、まるすぐりの男の子、あかすぐりのお嬢さん、
くろすぐりのおじさん、かかしに、
えんどうまめさとえんどう、りんごさん、プラムのむすめ、いちご
なしおじさん、キャベツさん、花たちとボールはめぐって
ラッセの元に戻ります。
季節は秋、収穫の季節で妖精たちは実をいっぱいつけています。
「早く実をとってとお母さんに言って」とラッセに語りかける妖精たち
秋の歌を歌う妖精たち。
妖精をみたラッセも、ボールが戻ると見えなくなってしまいます。
空想のなかで遊ぶ子ども、それをやさしく見守る妖精。
こんなに豊かでかわいい庭があったらいいな、と思わせてくれる
素敵な絵本です。
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まほうつかいのむすめ
アントニア・バーバー文
エロール・ル・カイン絵
中川千尋訳
ほるぷ出版
むかしむかしの遠い国に、まほうつかいと、
その娘が住んでいたのですが
娘は自分が美しいことを知らず、母がいたことも知らず、
自分の名前も知りませんでした。
魔法使いは、娘にそういう考えをさせないように本を与えましたが、
かえって娘は世の中のことを知り、
自分の母親のことを知ろうとします。
魔法使いは娘を、バラ、魚、小鹿に変えて、
母のことをおもいだすがいいと言いますが、だめでした。
最後に鳥に変えられたとき、娘は山を越えて母がいるかもしれない
国へ力尽きるまで飛びます。
そこで、魔法が解けて若者に助けられるのですが
彼の家で出会った女性を一目見るなり、母子であることを実感します。
まだ娘が小さい頃、ある男がこの家に泊まった時
「娘をくれ」といわれましたが、母親は断りました。
その後で、娘は男にさらわれてしまったのでした。
自分の名前が「チ・フィ・エン」小さい鳥だとわかった娘の心は
幸せでした。
母親が、ぜいたくをしてきた娘に貧しい暮らしは無理だと言った時の
娘の言葉
「魔法使いは私に愛と自由を与えてくれなかった。
いま私はこの二つを手に入れたので、
どれほどの宝であろうと自由にかえられるものはなく
愛より強い力はない」と言うのがよかったです。
この話はバーバーのオリジナルで、
外国から迎えた養女「チ・フィ・エン」のためにかいたそうです。
ル・カインの絵がまたすばらしい・・・
ため息が出ます。日本的とも、中国とも、
イスラム的とも言える多国籍な絵ですが
一度ご覧になって下さい
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輝きの季節
ターシャ・チューダー
メディアファクトリー
作者の小さかったころの一年の思い出が描かれています。
お祭りや昔からしてきた行事、農作業
すべてが季節とともに進んでいきます。
チューダーさんがもっとも大事にしているもの
昔ながらの手作業、自然と調和した暮らし
そういうものがぎっしり詰まっています
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ルピナスさん
小さなおばあさんの話
バーバラ・クーニー
ぽるぷ出版
おじいさんとした約束
「世界をもっときれいにするために自分ができること」
それを年月をかけて探すアリス。
病の床で見たものは、ルピナスの花の群生でした。
自分が庭にまいたルピナスが
風に乗って種を運んだのです。
ルピナスさんと呼ばれるようになった彼女は
おじいさんとした約束を果たすために
ルピナスの種を町じゅうにまきつづけます。
花でいっぱいになった町、
彼女の話を聞きにくる子どもたち。
ルピナスさんの凛としながらもやさしい表情に
憧れのようなものを感じます
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やさしいライオン
やなせ・たかし
フレーベル館
みなしごのライオンブルブルは
ムクムクというメス犬にそだてられ、
やさしいライオンになりました。
ある日、大人になったブルブルは
町のサーカスにひきとられてしまいました。
ブルブルとムクムクはなればなれになり
ました。
ブルブルはオリからにげだしてムクムクにあいに
いきます。ちゃんとあえるのでしょうか。
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ちょろりんのすてきなセーター
降矢なな作、絵
福音館書店
ちょろりんは、寒がりやのとかげの子
お使いに行った先で
春のはらっぱいろのセーターを見つけます。
じいちゃんのランプ屋さんの仕事を手伝って、
ためたお金でセーターを買いに行くのですが
お店でこわいヒキガエルのおばさんに会って・・・
ちょっぴり懐かしい絵と、
こわいけどほんとはやさしいおばさん、
ランプ磨きをおしえてくれるじいちゃんの姿が
あったかな気持ちにさせてくれます
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いつでも会える
菊田まりこ
学研
シロはだいすきなみきちゃんと
ずっといたかったのに、ある日
二度と会えなくなってしまいます
会いたくても会えない。
そんな時、みきちゃんの声が・・・
「そばにいるよ。いつでも会える。」
涙なしでは読めないけど、
あったかい絵本です
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ちいさなおうち
バートン
岩波書店
むかしむかし、ずっといなかのしずかなところに
ちいさいおうちがありました。
それは、ちいさいきれいなうちでした。
しっかりじょうぶにたてられていました。
まごのまごの、そのまたまごの時代まで
たっていなければならないおうちは、
いろいろなものを見ます。
季節のうつりかわり、時の流れ・・・
最後にまた元のような静かな田舎に帰る日まで
ちいさなおうちはじっとたちつづけます。
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忘れられないおくりもの
スーザン・バーレイ
評論者
みんなに親切で、何でも教えてくれた
アナグマが死にました
しばらくの間、みんなは悲しくて立ち直れません
アナグマから受け継いだ大切なもの
それをもっていることの喜びが
みんなの心を豊かにしてくれます
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